DYNASTY ARCHERY
DYNASTY ARCHERY· 2026.05.25

コンパウンドボウ入門 ― リカーブとの違いと最初の一台の選び方

執筆: DYNASTY ショップスタッフ

コンパウンドボウ入門 ― リカーブとの違いと最初の一台の選び方

カムの力でフルドローが軽くなるコンパウンド。仕組みの基本、リカーブとの違い、最初の一台と周辺機材の選び方を解説します。

コンパウンドボウは、滑車(カム)の働きでフルドロー時の保持重量が大きく軽くなる弓です。ピーク時のポンドが50ポンドでも、引き切った状態では6〜8割減の力で保持できるため、じっくり狙うことができます。国内でも競技人口が増えており、リカーブから転向する選手、最初からコンパウンドで始める選手のどちらも珍しくなくなりました。

リカーブとの最大の違いは、エイミングの仕組みです。コンパウンドはピープサイト(ストリングに付ける照門)とスコープレンズを使い、リリーサーという器具で発射します。指で弦を離すリカーブと比べ、リリースの再現性を機材で担保しやすいのが特徴です。そのぶん、機材のセッティング精度がスコアに直結します。

最初の一台で見るべきは、ドローレングス(引き尺)の調整範囲とピークポンドです。コンパウンドは弓ごとに引き尺が固定されるため、自分の引き尺に合わせた設定が必須です。ポンドは調整幅の中で無理なく引ける値から始め、フォームが安定してから上げていきます。

周辺機材は、リリーサー、ピープサイト、スコープ、スタビライザーが基本セットです。スタビライザーはリカーブ以上にウェイト量が多く、バランスバーの角度調整がスコアメイクの重要な要素になります。

コンパウンドは「機材を仕上げる楽しさ」が大きい種目です。DYNASTYではコンパウンドの取り扱い・セッティング相談も行っています。試してみたい方は、まずは店頭でドローレングスの計測から始めましょう。