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DYNASTY ARCHERY· 2026.05.10

失敗しない機材選び ― ハンドル・リム・スタビライザー

執筆: DYNASTY ショップスタッフ

失敗しない機材選び ― ハンドル・リム・スタビライザー

スペックの数字より「今の自分に合うか」。リカーブの三大パーツを、買い替えで後悔しないための見方で解説します。

「どの機材を選べばいいですか?」——ショップで最も多い質問です。結論はシンプルで、まず基準にすべきは“今の自分に合うか”。引いたときの感覚が、カタログの数字より大切です。

ハンドル(ライザー)は、重量バランスと剛性が要です。重いほど安定しますが、最後まで保持できなければ意味がありません。試射して、フルドローで数秒ぶれずに止められる重さを選びましょう。スタビライザーのウェイトで後から微調整できることも頭に入れておくと、選択に余裕が生まれます。

リムは、表示ポンドを鵜呑みにしないこと。ポンド表示は一般に 28 インチ基準なので、引き尺が長い人は実際にはそれより重く、短い人は軽く感じます。1 インチあたりおよそ 2 ポンド前後変わると言われます。背伸びして重いリムを選ぶより、最後まで安定して引き切れる重さが上達への近道です。

スタビライザーは「ブレを消す」より「戻りを整える」意識で。ロングロッドの長さとウェイト、サイドロッドの角度を少しずつ変え、リリース後にサイトピンが素直に元へ戻る位置を探してください。

そして見落とされがちなのが、プランジャー(ボタン)やクリッカー、ノッキングポイントといった“調整パーツ”。ここが合っていないと、良い弓具も力を発揮しません。機材は当てる道具であると同時に、フォームを映す鏡でもあります。